in 戸ノ内貝塚にて-5
2004.4.7  By.ゆみ
縄文遺跡のある風景
上:国土画像情報(C)国土交通省を使用
2005年早稲田大学調査地点
1981年調査地点
貝塚第1地点
第4地点
第3地点
第2地点
マウンド
マウンド
←低地
印旛沼⇒
戸ノ内貝塚は1981年に印旛村編纂事業に伴う学術調査が実施され、第3地点で約10平方Mの発掘が行われました。

その調査地域内の住居址から安行3a式の深鉢が出土しています。
安行3a式の典型的な深鉢(印旛村歴史民俗資料館)

また、丁寧な骨などの遺物の分析調査を行い、マハゼ・ウナギなどの骨を検出しています。
表面では汽水域に住むヤマトシジミばかりが目立ちますが、貝層の発掘結果では、潮間帯の泥底に住むムラサキガイやオキアサリ、ハマグリも見られるとのこと。
海の潮が台地の下まで寄せていた時代もあったのでしょう

卍広福寺