in 吉高一本松遺跡にて-3
2005.5.3 By.ゆみ
縄文遺跡のある風景
3月初め、印旛沼干拓地は、冬枯れの荒涼とした景観がひろがっていた。

印旛沼沿いの土手より低い手前の砂地の畑には、小さな土器片が散らばっていたので、遺跡らしいと思えたが、こんな低地が縄文遺跡とは、とても不思議な風景であった。

遺跡を貫く農道は、甚兵衛渡しへ通じる近道なので交通量が多い。
フェンス越しの屋敷林には梅の花が咲いていた。
遺跡はこの屋敷林の中へも続いているのだろうか。
冬枯れの印旛沼の堤防 2005.3.5
遺跡内の畑に隣接した田植え前の水が張られる直前の水田。土器片が畑より多い。⇒
ここは、昭和39年開田工事の際、多量の土器や石器を郷土史家の五代吉彦氏が発見し、中学生と収集したという水田の一部のようだ。
2005.4.23撮影