03.11.27 By.ゆみ

御幸する高津比刀@と 供奉の人々

三山七年祭 高津ひめ神社の大祭記録U

2003.11.02 in三山・将司氏宅

  次のヤド・将司さん宅へ(in三山 12:50〜11:30)

 岩井家を出た一行は、ゆっくりと次のヤドの将司(チュウベイ)宅へ向かいます。
 
 二宮の役員が先導し、交通整理(ナラシの人)、拍子木さん、立世話人、花笠の金棒・高張の8人、剣先、金幣、神主、そして神輿と若衆が続き、その後を祭典委員の皆さんと囃し方がのんびりと追っていきます。

 マンションの横を通り、バス通りを渡って、旧家の立ち並ぶ道、そしてけやきのうっそうと茂る古い道へ。
 各神社の神輿とその供奉の隊列が行き交う細い道を進みます。
 神輿めがけて投げられたおひねりが、あられのように降り注ぎます。

 空はすっかり晴れて、汗ばむ陽気のなか、11時半将司さん宅に入りました。

 
隊列を整え、いざ三山へ

会計さんと副委員長は事務のお仕事をしながら・・

お囃子の演目は「岡崎」

おかめのバカ面踊りも加わって・・

将司さん宅のヤドにて(in三山 11:30〜12:30)
 
 将司さん宅は昔からの高津と二宮のお神酒所で、今回はご当主が二宮の実行委員長も勤めていらっしゃり、周到な準備をして歓待してくださいます。

 ここで、昼食。高津からシャトルバスで着いたご家族の一行とも合流し、アットホームな雰囲気になってきました。
 
 と、言ってもここでも、金棒と高張の若衆は大忙し。二宮神社や近くの各神社のヤドへ挨拶に行く祭典委員に同行先導します。
 お弁当を食べていると、シャンシャンという金棒を突く音が、けやきに下を行き交います。
 時平神社など近くのヤドから、役員さんがご挨拶にみえられたようです。

 神揃場がせまく混雑するので、昔のように各社いっせいに入るのではなく、神輿も時差出勤。時間までここで待機、しばし休憩です。
 それぞれ家族と記念撮影をしたり、昼寝をしたり。
 神輿係さんと賽銭係さんは、神輿の屋根にたまったおひねりを集めます。

 やがて12時半、拍子木さんの合図が鳴り、威勢よく神輿を揉んで、神揃場へ出発です!


あ、お父さんだ!シャトルバスで着いた家族とも合流

祭り衣装のワン君もご主人に会えた!

神輿係さんは屋根にたまったおひねりを回収

近くのヤドからご挨拶に見えた大和田時平神社のご一行

さあ、晴れの場へ。出陣前の化粧と衣装直しはご家族の手で

三山の役員さんの先導でいよいよ神揃場へ出発

皆の視線が集まる中、神揃場への晴れの渡御が始まりました。