8/20 夕方、北京空港着    
   
到着ロビー壁画 中国の風景が迎えてくれた    
     
 
夜の天安門はライトアップされてまさに不夜城(8/20)   まだ夏休み、夜10時過ぎでも天安門は親子でいっぱい
     

北京へ行く

ラストエンペラーでお馴染みになった紫禁城を見ました。

中国到着当日、夕食後のフリータイムを利用して天安門の夜景を見ようと、宿泊先の京倫飯店からタクシーで出かけました。

何しろ、言葉はできない上に初めてですから、不案内でしたが、心配をするまでもなく天安門につきました。

料金は15元(日本円で220円ほど)でした。因みに初乗り運賃は10元(150円)です。

ライトアップされた、天安門に感動しました。その規模の壮大さに打ちのめされました。

北京は初めてでしたから、街の整然たる様子や天安門に集う人々の多さにも圧倒されました。

現在の日本人が、自信を失いかけているのとは対照的に、はつらつとしているように思ったものです。

帰りは、車の行きかう大通りをへだてた向こう側に天安門広場、人民英雄記念碑を見やりながら、王府井(ワンフーチン)まで5分ほど歩いてタクシーを拾いました。

要領が悪いせいでしょうか、断られもしましたがどうにかホテルにたどり着きました。

二日目の午前中は北京市内観光ですが、まずは故宮博物院すなわち紫禁城見学です。

東華門でバスを降り、しばらく堀に沿って歩くと午門に出ます。そこから中に入れば、かってあの清の皇帝たちが生活した場所なのです。

歴史上の一時期には“世界の中心”であった、ともいえる場所です。

辛亥革命が1905年、清朝滅亡が1912年ですから、それから100年近くの歳月が流れています。

清朝の最後の皇帝は、生れ落ちたそのときから、20世紀の政治、すなわち戦争と革命の世紀に翻弄され数奇な生涯を送ることになりました。

そしてわが“軍国日本”が彼の生涯に大いにかかわったわけです。

ともあれ、始皇帝から2000年もの長きにわたってこの国に存在した皇帝の最後の一人の生活の痕跡も残されているのですから、興味が尽きることはありません。

写真ではわからなかった光景を実感させてくれます。

皇帝の象徴としての龍が、堂々と存在を主張しています。

観光客が多いのも気になりますが、申すまでもなく私たちも、その一人ですから文句はつけられません。

こうして権力の中心だった地を公開することができる現在を、有意義に感じるべきなのでしょう。

門を出てバスを待つ間に、パンフレットなどの売り子がかなりしつこかったのですがいくらでも値引きするものですから、記念に買いました。(T)

8/21 一夜開けて     
 
朝の紫金城(故宮博物院)--どんどん観光客が増えてくる   ラストエンペラーの舞台(水甕の金箔は日本軍がはがした?)
     
 
天安門広場(もうすぐ私たちみたいなお上りさんでいっぱいになる?)   中国歴史博物館見学  これも大きい!
 商代後期の「司母戊鼎」高さ133cm重さ833kg!
 でも私(Y)は、唐三彩の婦人像が好き。