品川宿の寺社初詣−東海七福神めぐりにて 1
2006.1.8 By.さわらびY(ゆみ)
郷土史研恒例の新春七福神巡り、2006年は東海道の品川宿の寺社が、昭和7年品川が東京に編入された記念に始めたという由緒ある「東海七福神」の初詣を行いました。
西の端の笠嶋弁天を祀る磐井神社からスタート
「草かけの あら井の崎のかさしまを 見つつや 君のやまぢ越ゆらむ」(万葉集巻12)

磐井の名の元となった井戸が、国道第一京浜の歩道に残っていました。↑
磐井神社にある鈴石にちなむ「鈴ヶ森」
ここには江戸時代に刑場跡が史跡として残されています。

磔の柱を立てたという石(↓)や火炙りの鉄柱を立てた石等もあって、ちょっと怖いところですが、死者を供養するたくさんの石仏が、おだやかな冬の日差しに微笑んでいて心和ませてくれます