氷川女体神社の祇園磐船竜神祭 No.1
氷川女体神社(さいたま市)の前がまだ広い見沼だった古代〜中世の頃、神輿をのせて舟を沖に繰り出し、沼中に4本の竹を刺して水の神に祈る御舟祭が続けられていました。
江戸時代享保12年、干拓で見沼が埋め立てられた際、西縁用水の先に柄鏡型の島が神事用につくられ、その後はその小島の祭場で「磐船祭」として行われました。
その祭りも近代になって廃れてしまったそうですが、今また伝統をよみがえらせようと、地元と市民の力で新たに再興されています。
↑折り紙で復元された見沼用水、境内に展示されていました