さて夕方、リラから再び市内に戻ってきて、そして地下鉄セルディア駅近くの史跡と教会堂を訪ねました。
ここは、首都ソフィアの街の真ん中。(東京なら銀座の真ん中?)
ここで古代から中世、そして現代にいたるブルガリアの国と民族のあゆみを垣間見ることができました。
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地下道に残る古代城塞都市セルディカの遺跡 この遺跡のある地下道の上にそびえる旧共産党本部
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ソフィア(知恵)の女神像 大統領府と衛兵
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聖ネデーリャ教会
ブルガリア正教のソフィアの主教座聖堂。
花嫁さんが通りかかりました。
中世期に建立、歴史上、破壊と再建を繰り返し経験してきた教会ですが、今は市民の平和な祈りの場です
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聖ゲオルギ聖堂
シェラトン・ソフィア・ホテルの建物に囲まれていますが、ローマ時代後期の紀元4世紀のキリスト教聖堂。
ソフィアで現存する最古の建物です。手前は発掘されたローマ時代の浴場跡だそうです。 |
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聖ペトカ地下教会
ツムデパートとシェラトンホテルにはさまれて半ば地下に埋もれたこの教会。
この姿は、オスマン・トルコ支配下においても、生き残ってきたブルガリア正教の忍耐強い歴史を物語っています。
聖堂内では、司祭がひとり、夕方の礼拝の準備をしていて、あたたかく迎えてくれました。 |
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宗教はブルガリア正教会が82.6%、イスラム教が12.2%、ローマ・カトリックが0.6%、プロテスタントが0.5%、他にユダヤ教の信者もいます。
ですから首都ソフィアには、イスラム寺院(バーニャ・バシジャーミヤ)もシナゴーグも、もちろんカトリック教会もあります。
ソフィアのカトリック教会
ここで、ソフィア市民の信徒の方々に交じって、土曜日午後6時からのミサにあずかりました。 |
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現代的なシンプルな聖堂です。祭壇の十字架の下にはやはり聖母子のイコンが。 |