プロヴディフの旧市街へ
ソフィアから峠を越え、トラキア平原の中心都市で、ブルガリア国内第2の都市のプロヴディフへ。
紀元前19世紀、すでにトラキア人の集落が造られ、紀元前4世紀にマケドニアの都市に。その時のマケドニア王の名をとって、フィリッポポリス=プロヴディフという町の名ができたというから、とても歴史の古い街です。
ローマ帝国支配下の時代は、トリモンティウム(3つの丘)という街の名でとても栄えたそうで、ローマの遺跡が数多く残っています。
ブルガリア帝国時代を経て、14世紀にはオスマントルコに征服されると、イスタンブールへの街道の町として様々な民族が往来する商業都市として発展、多彩な顔をもつ街並みが造られてきました。
そのなかの旧市街をさっそく観光しました。 |
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バスを降りたところの小さな広場、ローマ時代の遺跡でしょうか。 右はヒサル・カピア(要塞門)
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街角の風景。 下は聖ネデリャ教会 |
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左上は1847年築のイスタンブール人の豪邸で、民俗博物館になっています。 右上は美術館のバラバノフ・ハウス
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聖コンスタンティン・エレナ教会
1832年に古代キリスト教会の跡地に建てられた教会で、鐘楼は旧市街の象徴。
アーチに描かれた花や木の模様がカラフルです。
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街角にて 丘の下には、新市街が遠くまで広がって見えます。 |
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ローマの古代円形劇場の遺跡
1978年トンネル工事中に発見されたローマ時代の遺跡。
出土碑文からトラヤヌス帝(114〜117)のときに建設され、5世紀のフン族の攻撃で破壊されました。
観客席は大理石製で、5〜7千人を収容できる立派なもの。現在も演劇やコンサートなどに活用されているようです。 |
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街角にて |
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