2009.11.23
By さわらびY(ゆみ

47-3 馬場小室山遺跡フォーラム 2009秋の収穫祭
−「見沼文化」の縄文デザインを学ぼう!− 2日目 

 三室公民館での2009秋の収穫祭2日目、今日は朝から小春日よりのよいお天気です。
 馬場小室山遺跡の森も青空に映えていました。

 午前中は、第43回ワークショップ(⇒レジュメ

 ともに馬場小室山遺跡をめぐる市民活動にかかわり、昨秋、亡くなられた故橋本敏朗さんの蔵書を活用するため、希望者が選んで持ち帰る作業をしたり、午後の「縄文デザイン工房」の準備をしました。
 


公民館2階和室で故橋本氏の遺品の蔵書の整理
  
午後1時から故橋本さんの生前の活動をまとめた浅野光彦さんの映像を上映、みんなで視聴しました。


井出政男氏(ギャラリー風画)と 齊藤弘道氏(牛久市文化財審議委員)による入門講座「縄文土器のデザイン」のトーク。

 お二人にそれぞれ選んでいただいた馬場小室山遺跡の縄文中期土器10選を披露いただき、造形制作の芸術家と考古学研究者のそれぞれの立場から、その魅力について語っていただきました。

    

「縄文人は、対象である自然をつきはなして観察して具象的に表現することはなかった。人間は生活そのものだった自然、動植物と一体の存在ととらえていたから。」
「人面や人体を表現するのは特別なもの。」    「無意識に私らしさ、自分らしさを表現したいと可能性に挑んでいったのが垂直型の縄文土器」
「よい土でないと屈曲した形は造れないが、垂直な形では可能。」
「デザインが先行すればそれに合わせた大きさが必要。良い土が見つかると大きなすごいものが造りたくなる、それが縄文中期の土器」
「質の悪い馬場小室山の土に良質の安行の土を混ぜた可能性もある。野山を歩き、良い土と出会っていたのが縄文人だった。」


昨日に引き続き、「縄文デザイン工房」を開催し、縄文デザインを学んだり、おしゃれなセンスを競い合ったり、楽しくあそびました。 あるけ〜さん編集⇒プラ板作品集
  
大の大人が土器の実測図を下絵に、プラスティック板に夢中になって挑戦。 ↑その成果です。

基本は、馬場小室山の人面付き土器から。

原図は南方遺跡「第5号土坑」の不思議な土器です

熱処理して収縮させた作品(縄文中期土器2点)

弥生後期、東京湾岸装飾壺です
第1日目は、あるけ〜さんのホームページでルポをアップしてくださっています。 
橋本さんを偲ぶ会 
第1日目のルポ  プラ板作品集