in 台方花輪貝塚にて-3
2007.9.23 By.ゆみ
この貝塚は、1961年早稲田大学考古学研究室が発掘調査を行い、汽水に生育するヤマトシジミ貝塚で、縄文終末期の前浦式や荒見式の土器や獣骨が多いことなどが、報告されていました。
早稲田大学が調査した数十年前は、麦畑だったそうですが、現在は梅林になっています。
春は碑文にあるように、梅の花がさぞ美しく咲きそろっていることでしょう。
↑ 調査地の地主小川家では、この遺跡を大事に保存し、1998年、この地の風景と老翁の多幸を愛でた石碑を建立しました。
← 台地の際には、今も水の湧き出でる泉が残っています。
(ちなみに、東へ10mくらい行ったところに、天満宮の御手洗の池と伝承される泉もあるそうです)