in 吉高一本松遺跡にて-6
2005.5.3 By.ゆみ
縄文遺跡のある風景
印旛村歴史民俗資料館で五代氏が開田工事の際に蒐集された遺物を見せていただいた。2005.4.23撮影
←3単位の波状口縁を持つ加曽利B2式土器
↑安行3a式の球形の注口土器
↑掘之内T式?木の葉形の土器
土偶がこんなにいっぱい見つかったこの遺跡は、どのような集落だったのだろうか
1の脚部は晩期の安行3a、その他は後期の加曽利Bとのこと。頭部 2は、山形土偶直前の段階のハート型の面影を残すちょっと素朴な顔、3.5.9は典型的な山形土偶で後にでっぱりがある。4の胴体は加曽利B3の大きな土器片が被せられた姿で見つかった貴重なもの。6は乳房がはがれたあとがある。
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参考文献:「印旛沼周辺における低地遺跡の研究」1985原田昌幸・新井和之『奈和』第23号
資料の撮影、文献提供くださった印旛村歴史民俗資料館のN学芸員に感謝いたします。