おしどり伝説と東国の律宗 =参考文献とホームページ=


プロローグ&おしどり伝説と「嵯峨野の釈迦」を追って

横井清『中世を生きた人びと』1987ミネルヴァ書房
和島芳男『叡尊・忍性』1959吉川弘文館人物叢書
「おしどり伝説と嵯峨野の釈迦を追って」1998『史談八千代23号』
「清凉寺式釈迦如来像と正覚院」1993八千代市歴史民俗資料館開館記念企画展リーフレット
『宇治橋 その歴史と美と』1995 宇治市歴史資料館


T 忍性がたどった中世の風景

1.筑波路の風景 まぼろしの大寺・「三村山極楽寺」跡を探して
桃崎祐輔・橋場君男 1997『中世の霞ヶ浦と律宗―よみがえる仏教文化の聖地』土浦市立博物館
堤禎子「常陸・北下総における律宗教団の痕跡」1991『鎌倉第66号』
糸賀茂男「忍性の開いた寺−三村寺−」『中世の風景を読む2』新人物往来社
『沙石集』2001<日本古典文学全集52>小学館
『雑談集』1973<中世の文学>三弥井書店

2.香取の海のほとりにて・水辺に住まう清凉寺式釈迦如来 
猪川和子「東国の清凉寺釈迦如来像」『三浦古文化14号』
『大洋村文化財めぐり』1991大洋村教育委員会
『房総の神と仏』1999千葉市美術館
前田元重「清凉寺釈迦如来像現存表」『金沢文庫研究紀要 第11号』

3.奈良坂にて・「若き日の忍性」伝説
横井清『中世民衆の生活文化』1975東京大学出版会

4.大和川支流の畔から 忍性のふるさと・額安寺と屏風の里
水野章二「中世の額田寺と周辺地域」2001『国立歴史民俗博物館研究報告第88集』
『鎌倉仏教』三山 進編<図説日本の仏教>新潮社

5.行基への思慕・生駒の竹林寺から信貴山へ
中尾良藏『増補 竹林寺の歴史』1998(私家版)

6.鎌倉の坂と浦・極楽寺絵図の世界
石井進『中世のかたち』2002<日本の中世2>中央公論新社
三山進『極楽寺』14版2000中央公論美術出版
松尾剛次『鎌倉新仏教の誕生』1995講談社現代新書 
松尾剛次『中世都市鎌倉を歩く』1997中公新書
松尾剛次『中世都市鎌倉の風景』1997吉川弘文館
馬淵和雄『鎌倉大仏の中世史』1998新人物往来社
馬淵和雄「武士の都 鎌倉−その成立と構想をめぐって−」網野善彦・石井進『中世の風景を読む2』新人物往来社
佐藤和彦・錦昭江 編 『図説 鎌倉歴史散歩』 2000 河出書房新社 ふくろうの本

7.六浦湊の「聖地」の風景・なぞの上行寺東遺跡と金沢への道
盛本昌広「六浦・金沢の遺跡保存問題」岡陽一郎「中世鎌倉の海・浜・港」
『列島の文化史11』1998日本エディタースクール出版部
細川涼一『死と境界の中世史』1997洋泉社

8.称名寺と金沢文庫逍遥・今に伝わる中世史の世界
『称名寺の石造塔−史跡称名寺境内石造建造物調査報告書』2002横浜市教育委員会
黒田日出男「称名寺絵図のアポリアと解決」2001-2002『金沢文庫研究 第307-308号』

9.箱根路の地蔵霊場・峠の石仏石塔群
松村雄介『かながわの石塔と石仏』かもめ文庫
「箱根アラカルト 元箱根石仏・石塔群」箱根町 観光部観光振興課HP

10.沼津・霊山寺の五輪塔と香貫山を訪ねて
桃崎祐輔「律宗系文物からみた東国の律宗弘布の痕跡」戒律研究会第2回研究大会レジュメ
『静岡県の歴史散歩』山川出版社
「沼津市の文化財」沼津市HP

11.藤枝宿の鬼岩寺と富士を望む古墳群
藤枝志太仏教会『藤枝・岡部・大井川の寺院』
磯部武男「志太地域における初期仏教の様相」1999『藤枝市郷土博物館年報11・紀要8』
西岡芳文「中世の律宗と東海道」2001.9.23金沢文庫学芸講座レジュメ

12.信濃大門街道・仏岩石塔の謎
長門町誌編纂委員会『新編長門町誌』1989.10.31
ながと紀行
『仏岩逍遥』

13.仏岩に結縁した人々と信濃武石氏の足跡を追って

丸井敬司『上総下総千葉一族』
『武石村誌 第2篇 村の歴史』1989武石村誌刊行会
河野達二『花見川の歴史散歩第一集』
「千葉氏の一族」
新ならしの散策バックナンバー
塩田平の文化と歴史〜 解説 〜


U 下総に律宗の痕跡を追って


1.古代寺院竜角寺の中世
小笠原長和「武州金沢称名寺と房総の諸寺」1985『中世房総の政治と文化』吉川弘文館
熊原政男「古寺巡礼(八) 下総の三古寺を調査して 上・下」『金沢文庫研究67-68号』

2.動乱の千田荘東禅寺・学僧の消息
川戸彰「千葉介胤直と妙光寺」1998『中世房総10号』
遠山成一「土橋合戦再考」1998『中世房総10号』
小笠原長和「中世の東京湾」1985『中世房総の政治と文化』吉川弘文館
熊原政男「土橋東禅寺再訪記」『金沢文庫研究90号』
『鎌倉への海の道』1992神奈川県立金沢文庫 

3.吉岡大慈恩寺再訪・梵鐘に記された真源の思い
『北総の古刹 大慈恩寺の宝物』1993成田山霊光館
『大栄町史 通史編上巻 原始古代中世』2001大栄町
久保木良『大栄町の歴史散歩』1982 崙書房

4.下総に律宗の痕跡を追うW 千葉と船橋の湊・巨大五輪塔の記憶
簗瀬裕一「中世の千葉‐千葉堀内の景観について」2000『千葉いまむかし第13号』
桃崎祐輔「中世船橋における宗教環境の変遷とその遺品」2002『中世の船橋』船橋市郷土資料館

5.印旛沼のほとりの仏たちT・手繰川の岸辺で
佐倉市教育委員会『佐倉再見』
『佐倉市史 第二編古代・中世』

6.印旛沼のほとりの仏たちU・保品と寺崎の秘仏
東栄寺薬師堂落慶法要 「さわらび通信」
「清涼寺式釈迦如来像と正覚院」1993八千代市歴史民俗資料館開館記念企画展リーフレット
『八千代市の仏像』1987八千代市教育委員会発行
『八千代市の歴史資料編 原始・古代・中世』1991八千代市史編さん委員会編
横井和子「八千代の八福神 8 東栄寺(保品)−福禄寿−」1989『史談八千代』第14号八千代市郷土歴史研究会
わらびゆみ「保品・東栄寺の薬師堂の落慶法要と新史料紹介」2002.7.7「郷土史研通信」39号八千代市郷土歴史研究会
志田善明「薬師如来ご開帳」1992『佐倉市史研究』第5号佐倉市
「寺崎城」「房総の城郭」

7.流転の梵鐘を追って・六崎から風早の本土寺へ
『高岡遺跡群T 佐倉市高岡地区宅地造成予定地埋蔵文化財調査報告書』1993印旛郡市文化財センター
『ふるさと歴史読本 中世の佐倉』佐倉市

松下邦夫『改訂新版 松戸の歴史案内』
『中世の東葛飾』2001松戸市立博物館
外山信司『資料紹介「日蓮真筆感得記」(本土寺文書)』」2003『佐倉市史研究』第16号佐倉市
外山信司「戦国期の佐倉−城下集落の人々と後北条氏−」1991『中世房総の権力と社会』中世房総史研究会
湯山学「鎌倉府奉公衆の設楽氏」2002『佐倉市史研究』第15号佐倉市
八重尾等「志津の歴史散歩その二」1997『佐倉市史研究』第10号佐倉市
中村正 「臼井の社寺 (6)妙伝寺」1995『うすゐ』第11号臼井文化懇話会
『過去帳にみる佐倉』1989「佐倉の歴史を学ぶ資料集」佐倉市立中央公民館
「和田の地名 第一部」1997佐倉地名研究会資料No.12
「六崎」千葉一族【む】〜【も】 「千葉氏の一族」

8.小金宿の虚無僧寺に残された釈迦像
保坂裕興「一七世紀における虚無僧の生成-ぼろぼろ・薦僧との異同と「乞う」行為のあり方-」1994『身分的周縁』部落問題研究所出版部
石井進『中世のかたち』2002<日本の中世2>中央公論新社
細川涼一「ぼろぼろ(暮露)」「中世非人論の現状と課題」1994『中世の身分制と非人』日本エディタースクール出版部
柴田實「普化宗考」『日本庶民信仰史 仏教篇』1984法蔵館
上野堅實『尺八の歴史』1988島田音楽出版株式会社
松下邦夫『改訂新版 松戸の歴史案内』1982郷土史出版
猪川和子「東国の清凉寺釈迦如来像」『三浦古文化14号』
飯田峡嶺1996「11.著名虚無僧寺 寺別略歴 金竜山一月寺」 「尺八課外読み物」
店舗・スタジオ(株)目 白「虚無僧とは」 
HON 「多摩川流域 鈴法寺跡」 「坂東千年王国」
尺八修理工房幻海 Study -尺八の考察->尺八、ゆかりの地>下総 一月寺


中世の石塔画像データ

『称名寺の石造塔−史跡称名寺境内石造物調査報告書−』横浜市教育委員会
『称名寺の石塔 中世律宗と石塔』2002金沢文庫

清涼寺式仏像画像データ
「清涼寺式釈迦如来像と正覚院」1993八千代市歴史民俗資料館開館記念企画展リーフレット
前田元重「清凉寺釈迦如来像現存表」『金沢文庫研究紀要 第11号』
猪川和子「東国の清凉寺釈迦如来像」『三浦古文化14号』