2006.3.25 By.さわらびY(ゆみ)
葉が芽吹くころの上野の東京国立博物館の大樹ユリノキです。
花のように見えるのは前年の名残りの集合果で、初夏に、黄色いチューリップのような花が咲くとか。
モクレン科の北米原産の蜜源樹で、明治8、9年頃渡来した30粒の種子から育った1本の苗木が明治14年、ここに植えられ、以来、博物館を見守り続け、東博は「ゆりのきの館」ともいわれるとのこと。

上野公園の桜(←)に比べて今は地味ですが、そのうち大きな華麗な花が咲くことでしょう。でもそのころは葉が茂って花は目立たないかもしれませんね。

芽吹きのころの東京国立博物館のユリノキ