新川の平戸橋のたもとに大塔婆を建て、水難でなくなった霊や新盆の家の霊のため、13か寺の住職によって読経が行われます。

 かつて、印旛沼は、暴れ沼で水害や舟による水難事故が多かったのでしょう。

 この日は、時折、雨が滝のように激しく降る日でしたが、幸い外での撮影のときは、天気に恵まれました。

平戸の大川施餓鬼風景-1

2008.9.28 By.さわらびY(ゆみ)
大塔婆の前の石塔は、千部講と、水死霊魂供養のため、明治30年代に建てられた石塔です。

↓かつては、各家毎の経木の塔婆は、川に流して供養したのですが、今は盛大に燃やして供養します。
 八千代市の北西部の平戸で、8月28日、恒例の「大川施餓鬼」が、近隣の13の村々から集まった各寺のご住職と村の人々で行われました。
 この13の旧村は、日蓮宗の「神保組13か寺」とよばれ、「千部講」をほぼ毎月持ち回りで行っている村々で、八千代市のほか船橋市・白井市の一部地域にまたがっています。
 12年に1回の持ち回りで行われる「大川施餓鬼」、2008年のこの日は、平戸の東照寺で行われました。