新春の高輪札の辻にて-1 高輪教会
2009.1.3.By.さわらびY(ゆみ)
↑「江戸のキリシタン顕彰碑」

2009年正月3日、高輪から小伝馬町と浅草まで、原主水ゆかりの史跡を訪ね、途中箱根駅伝を観戦したり、のんびりと、江戸=大都心の正月を歩きました。

江戸時代、東海道の江戸入口だった高輪には、大木戸の門がありました。
今も、享保9年(1724)に芝口から移された大木戸跡が残っています。

江戸時代初期の芝口門は、札の辻。
江戸湾が眺められる交通の要所でもあり、高札場が設けられました。

目立つ場所であるここで、江戸の初期、多くのキリシタンが処刑されました。その数約100名、江戸全体では二千人といわれます。
その殉教者を記念した顕彰碑が、札の辻から高輪教会に移されてありました。
←現代的なデザインの高輪教会聖堂 
  聖堂内のプレセビオ(キリスト降誕のミニチュア)↓