2010.3.13 By .さわらびY(ゆみ)
国道16号線沿いの白井市所沢寮の小さな薬師堂。
今日は、毎年9月と3月上旬の戌の日に開かれる地域の子安講の日です。
当番のお母さんたちが、お堂を開けて、子安さまのお厨子を開き、お寺さんに新しい犬塔婆の経文を書いてもらい、境内の子安さまのまわりのお掃除をして、お仲間が集まるのを待ちます。
子供たちは、お堂の日だまりでゲーム。
旧家の跡取りのお嫁さんによる子安講がいまも続いているムラの風景です。
犬塔婆は、犬のようにお産が軽いことを願って立てるとのこと。
地域によってはペット供養に立てるところもあるようです。
左は、寛文12年(1672)銘の十九夜塔 右は、昭和18年(1943)銘の子安塔