長作諏訪神社のオビシャ

2003.1.11
 千葉市花見川区長作町の諏訪神社のオビシャは、江戸時代末までは2月11日に、現在は毎年1月11日に行われる神事です。
 神主の司式で、社殿での拝礼・祝詞・玉串奉てんのあと、社殿から神主、オビシャ講中の方々によって、弓神事が行われ、このあとナオライとなります。
 2002年まではその日の寝静まった深夜、ひそかに「オトウワタシ」が行われていましたが、2003年からは略されたそうです。
神主さんから弓を引きます。だいじょうぶ、そんなに大きい音しないよ
 当番さんが、弓や矢、的のお世話をします。

 的のデザインは「る」の字に似ていますが意味はわからないそうです。
 民俗研究家の萩原法子先生のご教授によれば、「烏」(カラス)の崩し字が変化したのでないかとのことです。
By.ゆみ