35 「市民こそが今後の考古学を支える主役」考古学協会で発表
日本考古学協会第73回総会ポスターセッション発表
「馬場小室山遺跡研究がめざしたパブリック・アーケオロジーの理念と実践」 |
明大での考古学協会研究発表に参加
5月27日(日)明治大学で行われた日本考古学協会第73回総会において、これまでの馬場小室山遺跡研究会の歩みを紹介しつつ、これからの考古学の展望を示そうと、ささやかな、そして大胆な研究発表が行われました。
それは「馬場小室山遺跡研究がめざしたパブリック・アーケオロジーの理念と実践」と題した五十嵐聡江・鈴木正博・馬場小室山遺跡研究会の連名のポスター発表。
多くの考古学研究者や考古学好きの市民に、パブリックアーケオロジーの一端を知っていただきました。
5/27の朝です
「馬場小室山遺跡研究がめざしたパブリック・アーケオロジーの理念と実践」ポスター発表の要点
☆遺跡の価値を市民と専門家で共有するという理念
☆自立した市民こそが今後の考古学を支える主役であるという認識
☆遺跡の保存と活用は市民の地域づくりに学ぶという展望
(1)考古学や関連学問から「見沼文化」を語りつぐ!
・勉強会−市民と専門家による遺物の整理作業
・クリーンナップ大作戦−遺跡の清掃作業と青空考古学教室
・みぬまっぷ−遺跡の最新情報と周辺地域の文化の紹介
(2)市民による芸術表現で馬場小室山遺跡を語りつぐ新たな現代地域文化の形成−市民が主役!−
・音楽「小室山のテーマ」
・復元図―フォーラム配布資料の表紙に使われた往時の復元図
・ジオラマ−往時の地形と縄文人の生活環境の立体的復元
・マスコットキャラクター−オムちゃん・ムロさま
・自主制作ビデオ「見沼をのぞんだ縄文むら−馬場小室山遺跡に学ぶ」
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←研究者も市民も、馬場小室山遺跡研究とその活動に注目!
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⇒ お隣は
「千葉市貝塚群の保存・活用システム
−考古遺産を糧とする地域マネージメント−」
お互いに学びあえる良い機会でした |
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こちらもお読みください⇒日本考古学協会第73回総会 研究発表要旨