2007.5.4
By さわらびY(ゆみ)

34 遺跡に感謝して・・第3回クリーンアップ大作戦 


馬場小室山遺跡の「第1土塚」の北斜面、
右は三室中学校フェンス、左奥は「第2土塚」跡の住宅街

 風薫る緑と花の小室山遺跡に新しい祭り?

 風薫る5月4日午前中、「みどりの日」の好天気の中、馬場小室山遺跡への感謝を込めて、遺跡の観察会(クリーアップ大作戦)が大々的に開催されました。 
 たくさんの子供たちと一緒に、フォーラムでお世話になっている大田尭実行委員長(1918年生.東京大学名誉教授、都留文科大学名誉教授 教育学)も参加されました。

 2005年5月以来、今回で3回目、恒例となったこの行事。
 新しいコミュニティ創造の場、そしてパブリック・アーケオロジーの実践として、近隣の方々と一緒の地域に根ざしたGWイベントとして定着してきました。 
 貴重な盛土遺構「第2土塚」を土取して造成された住宅地は、すでに新しい住民の生活が営まれ、その部分のイメージは大分変わってしまいましたが、3年半の市民活動の成果でご近所付き合いやメディアも含め、考古学と遺跡への関心はちょっとしたブーム?になっています。
 もしかしたら、これは地域と考古学ファンの新しいお祭り?かもしれませんね。



馬場小室山遺跡クリーンナップ大作戦 フォトアルバム

すがすがしいこの日の皆様方のスナップ写真、そして遺跡の姿をフォトアルバムにしましたので、ご覧ください。
(今なら、クリックすると大きな画像がホップアップします。)



10:30三室中学校前は祭り?の予感

大田先生も子供たちと元気よく遺跡へ


「着いたよ」「わあー!きれい」


足元に気をつけて遺跡に入ります


五月晴れの降り注ぐの陽光の中で・・


・・教育の大先生・大田委員長のご挨拶


「皆さんで遺跡に学び守っていきましょう」


颯爽と中央窪地探検隊


大田先生も一緒にゴミ拾いです


小鳥のさえずりのような少女の声と・・


・・親子の対話の声が遺跡にあふれます


第1土塚北斜面は発見の多いところ


大掃除が終わって、何が始まるのかな

“縁日”のような風景?

「ぼくはこの土器がいい!」

考古学事始:なんでも相談OKです


「どうして何千年前かわかるって
不思議ですね」

「昔の人が付けた模様を見てごらん」


最後はゴミ一箇所に集め・・

・・丁寧に分別して・・

・・事務局長の家に運んでおしまいです

お疲れ様でした!

こちらもご覧ください⇒よみがえる里山・馬場小室山遺跡の植物歳時記