2003.7.15 Byゆみ
稲毛浅間神社のお祭り見聞録
V 旧いムラを通って稚児行列がやってきた
神社の西、14号線の山側には、まだ旧村のたたずまいを残す町並みが残っています。
その旧家の屋敷から、稚児行列が出発します。
現在は、家柄にこだわらず、応募すればだれでも40名に限り、栄えある稚児行列に参加できるそうですが、希望者は多数とのこと。
京成稲毛駅の踏み切りの古道入り口
ここをお稚児さんが通ります。
銅貼りの蔵のある旧家も残っている
お稚児が集合して出発するK家
稚児行列奉仕者募集の掲示板
K家から京成稲毛駅踏切へ、そこから商店街を通り、
やっと行列が本殿へと登って来ました。
やっと着いたね。
ぼく、もう疲れちゃったよう〜
女の子は、カメラにもちょっとおすまし顔。
お疲れさまでした。
午後からは、神楽殿で、千葉県無形文化財でもある十二座神楽が奉納されました。
W 見とれる子、踊りだす子、 神楽の舞が奉納されて
この神楽は永正元年(1504)九州から来た神主大越蔵之助が伝授したといわれ、伝授された家々の家系の長子ただ一人が相伝してきたともいわれています。
赤ちゃんを抱いて舞う「安産子育ての舞」は大人気。現代はさすが「三韓征伐の舞」とはいいません。
舞の中で神功皇后・武内宿彌に抱いてもらえると丈夫に育つといわれ、3ヶ月から6ヶ月の赤ちゃんなら、希望すれば「初舞台」が踏めます。
お口あんぐり すごいなあ〜
わたしもりっぱに神楽を舞っている、つもり・・・
餅撒きの時は、大人のほうが真剣?
ぼくたちは、ぼくたち流に踊っている?
あらら、泣いちゃって。
ご祝儀を弾んだ親御さんへは、カメラ目線でサービス。