2003.11.6(By.ゆみ)
2003年三山七年祭ドキュメント-第5章
七年祭を迎える人々 in 高津etc
神輿・屋台の飾りつけ (in高津2003.11.1.AM)
とうとう祭礼の前日となりました。
朝早くからダンナ衆は、神社の横で神輿庫から運び出した神輿の飾りつけ。
若衆は、総出で、デンニム家の庭で屋台の組み立てと飾り付けに精を出していました。
本当は、祭礼の前日のみで組み立てるのですが、今回はその前の日から作業をしました。
昨日は、新しい「タマ」地車をはめるのに苦戦したそう。
この日は、障子にプリントしたビニールを張った屋根を取り付け終わったころ、弱い雨が降ってきて、作業は一時停止。
納屋で雨宿りしたあと、幔幕の取り付けや飾り付けをして、明後日の花流しを待つだけになりました。
屋根の上には旗と鳳凰が飾られて。
屋根を張る作業と幕の飾り付けが同時にすすんでいきます
屋根は丸に高をプリントしたビニール張り 前日苦労してはめた新しい地車
。
「高砂」を手書きした幕で楽屋ができます
これでいいのかな? 崩し字は「たか」?
飾り付けの作業は、前回の写真がたよりです
祭りを迎える前日の三山 (in三山町2003.11.1AM)
明日はすごい人出になるであろう三山へもう一度行ってみました。
提灯と注連縄で、町中祭り一色です。
各神社のお旅所となる旧家の門には、歓迎の看板。
ナナマガリといわれる街の通りに面して、私設の桟敷もできています。
高津の神輿の休憩所となるチュウベイさん宅も準備完了。
竹矢来で囲まれた神揃場には、土で築いた「オツカ」が並んでいます。
明日、各神社の神輿は、この上に安置されて神事が行なわれた後、二宮神社本殿へ順番に昇殿します。
二宮神社では、地元三山の神輿が飾り付けの真っ最中。
この日は大安の土曜日とあって、七五三のお参りも多く、にぎやかに明日へ向けての準備が進んでいました。
高津比盗_社の御旅所となるチュウベイさん宅 |
神揃場には各神社の神輿を安置する「オツカ」が並んでいます |
二宮神社本殿前では地元三山の神輿の飾りつけがされています |
神輿飾りつけ作業の脇で七五三の祈祷を待つ子供 |
萱田町の時平神社 (in萱田町2003.11.1AM)
勝田台に近い成田街道沿いの萱田町の時平神社にも寄ってみました。
萱田町の神輿は、すっかり飾り付けが終って本殿の前に据えられ、お祓いを待つばかり。
萱田町は、小板橋時平神社氏子を含む大和田の時平神社氏子と共同で、三山の七年祭に参加します。
大和田の氏子は萱田町とともに、今でも大きな山車を三山に運び、あの狭いナナマガリの道を曳きますが、その姿は壮観です。
この日の午後は、勢揃いの式典で、大和田の神社の氏子さんと顔合わせが予定されているので、ご婦人方がてんぷらなどの料理を用意していました。
集まってきた氏子の方々とお話もしたかったのですが、高津の勢揃いへ向けた準備の次第も気になって、すぐまた高津に戻りました。
萱田町時平神社の神輿
大和田の氏子さんとの顔合わせの宴の用意もすみました
次は勢揃いのルポです