2007.3.18 By.ゆみ

木下(印西町)探訪 2
   吉岡まちかど博物館にて
土蔵と町屋造りの家が並ぶ木下の街も、大正の河川改修と、鉄道・自動車のほうが便利になった時代の趨勢で、変わっていきました。
失われていくかつての街の誇りと歴史を伝えていこうと、市民の手で、次々と蔵や町屋の修復が始まりました。

「吉岡まちかど博物館」は、木下河岸の問屋であった吉岡家の土蔵を、市民の手で補修、公開しています。
↑吉岡家の庭の雪見灯篭
 木下貝層の貝化石で造られた貴重な石造文化財です。
 吉岡家の塀の石材も貝化石→ 
木下貝層は成田層上部に位置する貝化石を多く含んだ約12〜13万年前の地層です。
その石材は、古代から栄町の岩屋古墳、大森の上宿古墳の石室などにも使用されています