2008.5.7〜2008.7.27
By.さわらびY(ゆみ)

=姿を現した八千代市平戸台8号墳=
その発掘調査と見学ルポ 
No.3  


7月10日 石棺の中の姿が見えてきました
一夜明けて、午後からは大塚初重先生も現地にお連れし、6月18日のさわらび考古学教室参加者や、八千代市郷土博物館職員など多くの見学者が見守る中、石棺内の土が除かれて、中の様子が少しずつ見えてきました。

13:24 大塚初重先生
「側石が内側に倒れないようつっかい棒をしたほうがよいよ」

13:35 八千代市郷土博物館職員一同が見学
  

八千代市郷土歴史研究会の4人のメンバーもお手伝い、
つっかい棒を切って作ったり、土運びと遺物の選別確認など、大活躍でした

  
14:07「鉄鏃でしょう」

14:50 下肢部の骨が出てきた

15:02大塚先生も身を乗り出して・・
   
16:11 大塚先生がお帰りになる前にお線香とお茶を献じ、被葬者の供養をしました

 ←北東側 下肢部の骨と直刀(手前)


  下肢部の骨と直刀(奥) 北東側→

16:07 頭がい骨と歯 →北側

 立派な大臼歯

 18:06 脚の骨 直刀の柄か(手前左方向) 今日はここでおしまい


7月16日の石棺内の様子です


2008.7.16 17:35 ↓北東

両脇に鉄剣が2振り、また3人以上と見られる下腿部の骨が現れてきました
7月18日、八千代市文化財審議委員の金丸和子先生(東京成徳大学教授)が調査現場をご覧になったそうです。
「伝統文化★資料室  KANAMARU先生通信」