2006.10.21up By.ゆみ(Y)


主催:「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」実行委員会 

32 第3回馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム−語りつぐ「見沼文化」-U

2006.10.15展示室 目で見るパブリックアーケオロジーの世界


井山紘文さん(緑区在住の画家)が制作されたジオラマを説明

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(1) 馬場小室山遺跡のジオラマをズームアップ 
馬場小室山遺跡を史跡公園として活用するために、縄文時代の集落を復元しました。
 発掘して出土するのは土器や石器などの遺物や、住居・墓などの施設の痕跡だけです。
 地中に残された遺物や遺構から当時の人々の生活や社会を復元するのが考古学ですが、
パブリック・アーケオロジーに参加された井山さんに、 考古学の成果をジオラマとして表現していただきました。
 (製作の過程は⇒31 夏の終わりの小室山から 秋の第3回フォーラムへ向けて)

この塔の下には、深い穴と神秘の世界が・・
 
  小室山から水を汲みに下りて行くと→ 見沼へ今日は舟でお魚をとりに行くのかしら

1/300スケールの馬場小室山遺跡全貌  右下の水場が今の三室中学校の低地 
花びらのように広がるのが、窪地の広場を中心とした縄文のムラです。

お姉さんたちは土器作りに夢中

広場で土器を焼いています 周りでは織物つくり

お兄さんは丸木舟つくり

弓を持って狩りに行こう

獲物の鹿皮も貴重品
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(2) 市民の採集した土器・石器展

第1回フォーラムで馬場小室山遺跡を知って、破壊された遺跡の廃土から土器を拾い続けた市民がいらっしゃいました。
21回馬場小室山研究会ワークショップで、分類整理された土器・石器の展示は、研究者も注目でした。

考古学を学ぶ学生さんも勉強に

耳飾もあります

「私が集めたのですよ」

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(3) 遺跡への市民の共鳴、そして-語りつぐ「見沼文化」-へ

第1〜2回フォーラムに参加され小室山と三室の歴史探求に共鳴してくださった方の中に、郷土史家の宮田正治さん(見沼文化の会)がいらっしゃいます。
今回のフォーラムでは、午後のメーンテーマで「見沼の竜」の民話を語ってくださることになりました。
宮田さんの埼玉民話の著書も人気でした。

⇒ 午後の部-市民が語りつぐ「見沼文化」へ