2003.10.5(By.ゆみ)
11.27更新

高津ひめ神社・2003年三山七年祭を追って



2日の夕暮れ、二宮神社本殿に昇殿する神輿(1997.11.2)
プロローグ
三山七年祭とは


 「三山七年祭」は、11月2日に船橋市三山二宮神社で丑年と未年の6年毎に行われる大祭で、 船橋・千葉・習志野・八千代の各市の9つの神社の神輿が参加し、神揃場へ集合した後、二宮神社本殿に大きな神輿ごと昇殿する勇壮な祭りです。

 参加する9神社の各々役割が、家族になぞらえて決まっているのも、特徴のひとつです。

 この大祭のいわれは、文安二年(1445)、千葉氏一族の馬加城城主馬加康胤の妻が懐妊、十ヶ月過ぎても出産の兆しがないので、二宮神社などの神官に安産祈願の加持祈祷をさせたところ、無事男子が誕生したので安産のお礼の大祭を行ったのが始まりとも伝えられてきました。

 夜がふけて3日の未明、子安神社(母)が中心となって、幕張の海岸で「磯出式」が行なわれます。
 これに参加するのは、二宮神社(父)、子守神社(子守)、三代王神社(産婆)の各神社です。

 磯出式では、安産祈願の「産屋(うぶや)の神事」がおこなわれ、前回の七年祭の年に生まれた男女が、神前に供えられた蛤を交換しあったり、舁夫が榊を奪いあったりする古式豊かな神事だそうですが、関係者以外見ることはできません。

 3日は、各地区でそれぞれ「花流し」といって、神輿・山車が地区内を練り歩きます。

七年祭に参加する神社と役割(場所をYahooマップにリンク)
畑の子安神社ポスター(2003.9.23)
二宮神社

子安神社

子守神社

三代王神社

菊田神社

大原大宮神社

高津ひめ神社

時平神社

八王子神社
船橋市三山

千葉市畑町

千葉市幕張

千葉市武石

習志野市津田沼

習志野市実籾

八千代市高津

八千代市大和田・萱田町

船橋市古和釜
主人・父君

妻・母

子守

産婆

叔父

叔母



長男

末の息子


時平神社(大和田・萱田町)の花流しの神輿(1997.11.3)

高津ひめ神社の花流しの神輿(1997.11.3)

 私も、八千代市郷土歴史研究会の活動として前回の1997年の大祭に初めて2日間見学取材し、その壮麗さに感動しました。

 2003年の未年の大祭は、会の活動として、地域に密着し、市内の大祭を準備する過程を追って、高津と大和田・萱田町の人々と慣わしを取材することになりました。
 その全てをまとめることは分に過ぎたることですので、高津の大祭について私が取材したごく一部をメモとして書き留めておきたいと思います。
 なお、高津ひめ神社の「ひめ」は、ひ=比、め=口偏に羊、という字を書きますが、文字化けに可能性があるので、ひらがなにしてあります。

高津ひめ神社・2003年三山七年祭を追って
目次

ドキュメント
三山七年祭


七年祭を迎える人々

in
高津etc



第1章
縁起・高津jひめ神社
若衆による瓔珞(ようらく)磨き
(in高津 2003.10.5)
第2章 高張提灯の準備・引退する地車(in高津 2003.10.11)
神揃場の桟敷(in三山 2003.10.11)
11月2日 三山七年祭 神輿渡御の時刻と場所
11月3日 高津ひめ神社の花流しの予定
第3章 ダンナ衆による神輿の手入れ(in高津2003.10.16)
三代王神社の神輿の手入れ
(in武石 2003.10.16)
部屋持団事務所
(in畑町 2003.10.16)
子安神社の小さな神主さん
(in畑町 2003.10.16)
第4章 女たちの七年祭T (in高津2003.10.18)
ダンナ衆による注連縄張り
 (in高津2003.10.25)
女たちの七年祭U (in高津2003.10.25)
第5章 神輿・屋台の飾りつけ (in高津2003.11.1.AM)
祭りを迎える前日の三山
 (in三山町2003.11.1AM)
萱田町の時平神社
 (in萱田町2003.11.1AM)
第6章 あでやかな金棒・高張の衣装合わせ(in高津2003.11.1.PM)
勢揃い式から祭りは始まった
 (in高津2003.11.1PM)
神輿揉みの肩慣らし
 (in高津2003.11.1PM)


2003年三山七年祭 
大祭記録 11.02 in三山


暁の発與式〜三山渡御スタート〜将司さん宅へ
〜神揃場〜二宮昇殿〜還御への道

2003年三山七年祭 
高津ひめ神社花流しの記録

11.03 in高津