報 告 |
3月28日(日)
「街づくり市民の会」主催の「里山づくり行事」が米本城址で行われ、村田会長が参加者に米本城の説明と案内をされました。
会員も3名参加し、米本城址探検のほか、上総掘りの実演などを楽しみました。
左:三の堀から本丸土塁へ 右:上総掘り
飯綱神社階段左下の道標データ
3月28日、まだ未調査だった飯綱神社階段左下の道標を、WとSの2人で計測・撮影・拓本採拓の作業をし、データを収録しました。
道標データ
法量=18cm×18cm×H83cm
銘文
正面「北城橋ヲ経テ米本麦丸ニ至ル」
左面「南/御大/典/記念/当区ヲ経テ大和田新田高津ニ至ル」
背面「西吉橋寺台ヲ経テ高本ニ至ル」
右面「(欠損)萱田青年団」
註=「橋」は異体字を使用
右面の欠損部分には「年」らしき字がある
花崗岩製で読みづらく、左面の上部と右面の解読が難航しましたが、拓本+デジカメの威力、そして近代の道標調査をこなした経験?と推理力で何とか解読にこぎつけました。皆さんも現地で読んでみてください。
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3月14日(日) 高津地区フィールドワーク
午後1時に、高津山観音寺本堂前に26名が集合し、春のおだやかな陽気の中、16年度の調査課題の「高津」のムラを歩きました。
津石橋〜高津山観音寺〜高津比盗_社〜門原のツジキリ〜大門のツジキリ〜西霊園角の馬頭観音群〜西のツジキリ〜高津西谷津〜根上樣(マテバシイと土地改良碑のある祠)〜中村の旧家〜妙見神社〜正福寺跡〜観音堂〜弁天池〜北田のツジキリ(セキノガミさま跡)〜観音堂〜高津館跡土塁〜観音寺道標〜部田のツジキリ・馬頭観音群〜高津川〜大六天社(〜八千代台駅)
高津山観音寺 |
高津山観音寺 |
高津比盗_社 |
大門のツジキリ |
西霊園角の馬頭観音群 |
根上樣 |
津観音堂 |
部田のツジキリ・馬頭観音群 |
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「史談八千代」の販売店が増えました
村上のジョイフル本田内 本館1階 進歩堂さんで、先月より「史談八千代」28号を取り扱っていただけるようになりました
これで「史談八千代」取扱店は、5店になりました。
取扱店名は、こちらのページにあります。→「史談八千代」在庫・販売案内
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3月7日(日) 拡大役員会が 午後1時より4時まで 八千代市郷土博物館で行われました。
役員のほか積極的な会員の参加で14名が、4月の定期総会へ向けての議案をまとめました。
また「高津」の総合調査研究へ向けての熱心な討議を行いました。
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=大活躍の当会会員スナップ=
2月21日藤本君が飯綱神社で小学生を対象とした講演をしました。
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2月22日「国立歴博友の会」の「軍隊と地域学習会・習志野を語る」で
牧野さんが明治に軍用地拡張で移転した高津新田の旧家について発表しました。 |
2月22日東京成徳大学・郷土博物館共同企画体験イベント
「平安朝の装束衣装体験」に
会長と成瀬さんが挑戦し、あでやかな十二単や束帯姿を披露しました
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2月15日(日) 例会 午後1時 八千代市郷土博物館 旧高津村の基本学習
・参加者数24名(うち新会員2名)
・石碑「高津新田諏訪神社礎石改修について」の撰文の経過とその内容が報告されました。
・16年度の研究課題「旧高津村」について既出の基本的な資料に当たりながら、共通理解を深めました。
〈内容〉
・高津村とは・・『千葉県地名大辞典』(角川&平凡社))記事
・地理・・現在の地図と、明治29年陸地測量部迅速図からみるムラの範囲
・近世史・・『八千代市の歴史』から「間宮氏と高秀霊神」「農間余業」など
・民俗行事・・『八千代市の歴史資料編・民俗』から「ハツカビシャの奉社帳記載氏子名」「両墓性」など
・古文書読解・・「下総国葛飾郡高津村辰新田水帳」
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2月11日 高津新田「諏訪神社の縁由」石碑の序幕式に参列
高津新田諏訪神社にて、カラスビシャの行われる2月11日、9時30分より「諏訪神社の縁由」石碑の序幕式が、来賓として八千代市長参列のもと、厳かにとり行われ、八千代市郷土歴史研究会から会長ほか、15名の会員が参加しました。
石碑碑文は、諏訪神社礎石の碑文を歴史的に記述することについて会長が依頼をうけ、本会の高津新田研究をふまえて撰文し、八千代市郷土歴史研究会名での石碑建立となったものです。
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2月8日(日)「成田街道と大和田宿」の企画展示と講演会に会員が多数参加しました
郷土博物館コンコースに飾られた企画展の絵
(関和会員の作品) |
「成田道道標」
296号の工事終了時まで博物館に設置 |
2月8日午後 郷土博物館主催の 山本光正先生(国立歴史民俗博物館助教授)の講演会には、会場にあふれる聴衆に混じって当会会員も多数参加しました。
『八千代の道しるべ』制作などを通じて山本先生と懇意になった会員も多く、ご講演後のひととき、博物館ロビーで親しく史料などの調査のご指導をいただきました。
また、博物館企画展入り口には、関和会員の絵も飾れらています。
会期内に足を運んでみたらいかがでしょう。
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2004年1月4日(日) 佐倉七福神巡りと史跡を訪ねて
おだやかな天候の中、正月風景の佐倉城下の寺社を巡りました。
コース
京成佐倉駅午後1時半集合 〜 甚大寺(毘沙門天)・堀田家累代墓所 〜 宗円寺(寿老人)
〜 嶺南寺(弁財天)〜松林寺(毘沙門天)・土井利勝建立の宝篋印塔 〜妙隆寺(大黒天)
〜歴史生活資料館(見学・休憩)〜 麻賀多神社(福禄寿・恵比寿) 〜大聖院 (大黒天・布袋尊)
〜 武家屋敷の道 〜 京成佐倉駅4時半解散
参加者:24名(うち新会員1名、ゲスト7名)
甚大寺堀田家累代墓所入り口にて |
甚大寺堀田家累代墓所入り口にて |
宗円寺(寿老人) |
松林寺(毘沙門天) |
土井利勝建立の宝篋印塔 |
妙隆寺(大黒天)入り口にて |
妙隆寺(大黒天) |
麻賀多神社・恵比寿像 |
大聖院・布袋尊像 |
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2004年は「高津村」が研究テーマ。
さっそく会員をお誘いして、高津ひめ神社・観音寺で新年を迎えました。→ 初詣風景
八日市場市の飯高神社の玉垣がまた見られるようになっています。
萱田の飯綱神社の玉垣の二十四孝彫刻とちょっとだけ比べてみました。→飯高神社・飯綱神社「二十四孝彫刻」
(By.管理人)
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12月23日 長作の歴史散歩と忘年会
暖かくおだやかな天候の中、29名(うち新会員2名、ゲスト4名)の参加で、長作の歴史散歩を行ないました。
・コース:「旧公民館前」バス停下車 13:22〜長作村農民の救済道路〜天津神社(妙見さま)〜長胤寺〜薬師寺石坂碑〜薬師寺跡の長作小学校発祥碑〜諏訪神社〜坊辺田水神社〜坊辺田バス停 16:09八千代台行きバス〜忘年会(22名参加)
高津新田研究の中で、長作から高津新田を拓いた歴史を追体験しようと企画された歴史散歩でしたが、中世、武石長胤の勧請・開基の歴史をとどめる天津神社(妙見さま)・長胤寺・諏訪神社をはじめ、近世・近代の下総の文化を伝える句額や神社彫刻など幅広く実見し、多くのことを学ぶことができました。
長作本郷から妙見様への上り道 |
天津神社(妙見さま)お堂内 |
明治12年奉納の妙見菩薩像 |
長胤寺にて |
長胤寺の句碑を読む |
諏訪神社にて |
諏訪神社本殿の彫刻を見る |
帰路・坊辺田へ |
関連HP「長作の史跡と風景」
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八千代市民文化祭参加「郷土史展」
11月22 日(土) 午後1 時〜5 時 23 日(日) 午前9 時〜午後4 時
展示内容:「高津新田研究U イエとムラとくらし」
祭礼写真(東・西金砂神社大祭礼、三山七年祭:時平神社・高津比盗_社)
勝田台文化プラザ2 階 展示室
盛況のうちに終了しました。 会場スナップをUP
・参加者数:延べ255名
22日:会員24名・お客様106名
23日:会員22名・お客様103名
・「史談八千代」売り上げ冊数:延べ153冊(22号・27号・28号)
・新入会員3名(うち入会希望者1名)
会員の皆様、お疲れ様でした。
最後の方は、配るべき「郷土史研通信44号」も底をつき、 用意した「史談八千代」も売り切れとなる、盛況振りでした。
ご来場のお客様には、いつも熱心に見ていただいていますが、今年は高津新田地元の方や、市内外で祭りに参加された方々に、展示に関連してご助言や新しい知見をたくさん教えていただきました。
地元の皆様に教えていただいたことを展示でご披露し、見ていただいてさらに対話の中で内容を深めていくという双方向型の郷土史展でありたいと思います。
また、東京成徳大学の学生さんもよく勉強していかれました。
次の世代に郷土の歴史を伝えていく責任も、私たちに期待されていることを感じた15年度の「郷土史展」でした。
LINK!!
「千葉市の遺跡を歩く会」HP掲示板にも、御来場者の感想と写真が載っています。 |